美容 西海岸トレンド

西海岸の3大エクササイズはYoga、Barre、Pilates!

02/01/2016

美容&健康にとっても敏感な西海岸の人たち。
スポーツジムは朝7時台が一番混んでいるそう。
ジョギングやサイクリングをしている人は、そこかしこで見かけます。

わたしは一時期「美ジョガー」を目指して、海沿いのジョギングを「これぞカリフォルニアライフ!」と楽しんでましたが、ハーフマラソンに1回出たら満足し、今ではすっかりインドア派。

そんなわたしのワークアウトライフをご紹介します。

アメリカでもヨガは大人気!

日本に住んでいたときはヨガばかりやってました。
最初はリラックス系のヨガから始め、そのうちホットヨガ、ビクラムヨガに7〜8年。
ハワイに旅行中、現地のビクラムヨガ・スタジオにも何度か通ったほどハマってました。

渡米前の1年はピラティスもやりました。
当時の主流はマットピラティスで、マットの上で地味に腹筋を鍛えまくるもの。
約1時間のレッスンのうち、ほとんどの時間がずっと腹筋系(体幹を鍛えるのが目的だから当たり前)で辛いし、地味だし。
すぐに飽きてしまいました。

アメリカに移住し、最初はまたビクラムヨガに通いました。
「90分間で26のポーズを2回ずつ繰り返す」という全世界共通の方式は、慣れない英語でも問題なくついていけ、「日本で慣れ親しんだ習慣を海外でも続けられる」という意味でホームシックも和らげてくれました。

呼吸から始まる26のポーズ。最初の4ポーズ目までは水を飲んではいけない。そうすることで精神的な強さも鍛えるとか。
呼吸から始まる26のポーズ。最初の4ポーズ目までは水を飲んではいけない。そうすることで精神的な強さも鍛えるとか。

ハリウッドセレブもハマってる、カーディオバー(バレエエクササイズ)

その後、Cardio Barre(カーディオバー または カーディオバレエ)という、バレエ(踊る方です)をベースにしたエクササイズへ。
Cardio Barreというスタジオが元祖らしいですが、今では色々なところが同じようなエクササイズを行っていて、これらを総称し「Barre」と呼ぶようです。

コロナ禍を経て、ロサンゼルスのCardio Barreは1店舗のみとなってしまいましたが、なんと、日本に進出したCardio Barre Japanは健在。
関東在住の方はぜひ一度お試しを(広尾、自由が丘、吉祥寺、横浜にスタジオがあります)。

見た目は優雅。参加者は大抵女性ばかり。(photo http://cardiobarre.com/)
見た目は優雅。参加者は大抵女性ばかり。(photo:http://cardiobarre.com/

バレエというと優雅そうですが、中身は全くのエクササイズ。

リズムのよい音楽をかけながら
バーに掴まって、脚を上げたり、広げたり。
ダンベル持って腕を前から、後ろから鍛えたり。
腹筋、背筋、腕立て伏せなども何度もやらされます。

ジムのようにマシンを使うエクササイズと違って、コア(体幹)をみっちり鍛えてくれるところや、ほとんどのエクササイズが道具を使わず自分の体重のみで行われるので、大きな筋肉がつかないところが◎。

あと、インストラクターが大抵バレエ経験者で、姿勢や手足の伸び方がとってもキレイ。
これ重要。「あんな風になりたい!」と思えるインストラクターにレッスンしてもらうって大事。

この足の伸び方!爪先までキレイ(photo http://cardiobarre.com/)
この足の伸び方!爪先までキレイ(photo:http://cardiobarre.com/

一番効く!リフォーマー・ピラティス

体を引き締めるのに一番効果を感じているのが、リフォーマー・ピラティス。

専用のマシン(リフォーマー)を使って行うピラティスで、マット・ピラティスのように地味ではなく、むしろかなりダイナミックな動きを行うので飽きません(しつこいですが、これ大事)。

一見シンプルなリフォーマー。実は色んな仕掛けがあり、全身くまなく鍛えられる優れもの。
一見シンプルなリフォーマー。実は色んな仕掛けがあり、全身くまなく鍛えられる優れもの。あ〜〜〜自宅に1台ほしいっ!

- ベッドのような台の下には5〜6本のバネが通されていて、取り外しにより強度が調整できる
- このストラップが大活躍。手で持ったり、足に引っ掛けたり
- そのほか、ボール(足の間に挟むことが多い)やリング(これも足の間に挟む)、ジャンプボード(リフォーマーに垂直に取り付け、寝ながらジャンプする)など、いろんな小道具も使います

もともとはリハビリの一種として始まったリフォーマー・ピラティスは、スタジオによってハードさにかなりのバラツキあり。
わたしが長年通っているRockit Body Pilatesは、10スタジオほど試した中で最もキツく、最も効果てきめんだったスタジオ。
アメリカ移住で過去最高になってしまった体重を、Rockitに週1回通って数ヶ月で戻しました。

アップテンポな音楽に合わせて、インストラクターに追い立てられるようにエクササイズを行います。
毎回全身が筋肉痛になり、翌朝起き上がるのが大変なほど。
慣れてくると筋肉痛のレベルは下がりますが、筋肉痛にならない回はありません。さすが。

使い続けて10年超!「ClassPass」はやっぱり便利&楽しい

…という感じで、ヨガもカーディオバーもピラティスもやっているわたしですが、日本と同じく、こういったスタジオ系プログラムというのはそれぞれ別々のスタジオが運営しています。
つまり、複数やりたかったら複数のスタジオに入会し、会費を払い、通わなければならないわけです。

ジムと違ってスタジオ系って費用が高いんですよねぇ(インストラクターの人件費がかかっているので当たり前なんですけど)。
相場は1レッスン$15〜$25くらい。10回チケットとか20回チケットを買うと少しずつ割安になります。
回数無制限の月会費タイプになると$150〜$200くらい。うーん、高い!無理!
特にアメリカではフィットネスジムの月会費が$10〜$30だったりするので(日本より断然安い!)、スタジオ系の高さが際立ちます。

そこで最近利用しているのが「ClassPass」というサービス。
「ClassPass」のプログラムに参加しているジムやスタジオなら、どこでも使えちゃうという画期的なサービスです。

エリアやエクササイズの種類でスタジオを選んで予約(photo http://www.classpass.com)
エリアやエクササイズの種類でスタジオ&クラスを選んで予約(photo:http://www.classpass.com)

2014年くらいから広まり始め、現在は全米はもちろん、ヨーロッパなど30カ国以上で利用可能。
わたしはかれこれ10年以上使い続けています。

参加するクラスやサービスにより必要なクレジット数が異なります。
会員は毎月決まったクレジットが付与され、それを使って参加します。

月会費は居住区により異なり、例えばロサンゼルス(2025年1月現在)は

  • $19:8クレジット
  • $55:25クレジット
  • $89:43クレジット
  • $149:73クレジット
  • $189:95クレジット

必要なクレジット数はサービスや時間帯により異なります。
夜や週末は高く、平日昼間は安くなる傾向にあります。
例えば平日昼間のヨガやカーディオバーのクラスは、2〜4クレジットで参加できるスタジオも。

使いきれなかったクレジットは翌月にロールオーバーされます(上限あり)。
また、クレジットが不足した場合は、追加で購入することもできます。

予約は1週間前から可能で、12時間以内のキャンセルはキャンセル料あり、などのルールはあるものの、とにかく色んなスタジオやクラスを受けられるのでとっても楽しいです。

エクササイズ系だけでなく、サウナやマッサージ、ビューティサロンも利用可能ですし、オンラインのエクササイズクラスもあります。

特に「ピラティスしか興味はないけど、どこのスタジオがいいか迷い中」なんて人が一時的に使うのにはもってこいのサービスです。
わたしも最初はそのために登録しましたが、すっかりハマって色々なエクササイズ、スタジオを渡り歩いています。
★このリンクから新規登録すると$30引きになります♪

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MAY

東京でWebマーケティング・ECコンサルに従事した後、2011年に長年の夢であった海外生活をすべくロサンゼルスに移住。現在はフリーランスとして日米2拠点生活+旅をしながら暮らす。
趣味:旅(特にロードトリップ)、街散策、キャンプ、国立公園巡り、イベント巡り(特にフェスと映画祭)、西海岸メイドの素敵なブランドを発掘すること。

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