1人の男が34年かけて作ったワッツタワー
ロサンゼルスの建築、ロサンゼルスの珍スポットとしてよく挙げられるワッツタワー。
ちょっとサルベーションマウンテンを連想させるスポットです。
セメントやタイルの職人だったサイモン・ロディア(Simon Rodia、1879年生まれ)さんは、
「何かしたい、何か大きなことをしたいという想いがあった」そうで、42歳から34年かけて単独で、仕事の合間をぬって作り上げました。
この3つの高い塔からなる建造物は、塔や麓の建造物表面にガラスや陶器、貝殻、タイル、など様々な素材が埋め込まれていて、離れたところから見るとキラキラ、近くで見るとあまりの緻密な作りに気が遠くなる程。
1954年(75歳)に完成させた後は、姉(妹)が暮らしていたカリフォルニア州マルチネスに移り、1965年に心臓麻痺で亡くなるまで2度とワッツタワーを見ることはなかったそう。
完成後、ワッツタワーは近隣の住民に売られたり、さらに転売された後、現在はカリフォルニア州の重要文化財として保護、管理されています。
ワッツタワーの行き方
まず、あまり治安の良いエリアではないので、車で・複数人で・昼間に行くことをおすすめします。
ガイド
金:11:00am-3:00pm
土:10:30am-3:00pm
日:12:30pm-3:00pm
一般:$7.00
シニア:$3.00
13−17歳:$3.00
12歳以下:無料
※15人以上のグループの場合は事前に電話で知らせること
周りに説明パネルが7枚掲示されているので、セルフガイドの場合はそちらも参考に。
Watts Towers Arts Center Campus
住所:1727 East 107th St., Los Angeles, CA 90002
公式サイト:https://www.wattstowers.org/
駐車:周辺に路駐可能(無料)