ササミも頭を切り替えれば、
オシャレ?&ヘルシー
こんにちは。日本ではポテトチップス(20代の頃は1日1袋)と
松屋(牛焼き肉定食サイコー)、
毎日のビール(これは今でも…汗)を
こよなく愛していた元超健康不優良児のtottieです。
このコラムでは、LAをメインに『West Coaster』っぽい
西海岸のオシャレかつ健康的なスポットや情報を、
主観入れまくりな形でお伝えしていきます!
「どこがオシャレなんだよ?」
「つかオシャレとか自分で言ってるのが既にダサいし」
など思うところはあるでしょうが、
個人の主観ということでご容赦ください…。コホン…。
さて、先日の土曜日、3歳の息子を連れて、
友人とヘルシーブランチに行ってきました。
今回行ったのは、Long Beachにある
こじんまり&カジュアルなカリフォルニア・キュイジーヌのお店、
The Starling Diner。
ロングビーチは、ヒップホップのスヌープ・ドッグや
女優のキャメロン・ディアスの出身地として有名なところ。
ここはそんなロングビーチ界隈に住む人たちに愛される人気店で、
いつも店の前は席を待つ人たちで賑わっています。
この日も外で待つこと約20分。
ようやく入店して僕が頼んだのは
蒸した鶏肉のササミとブラウンライス(玄米)、
オーガニック野菜のサラダが載った「Power Plate」($13.95)。
元々、この手の日本で言うところの「カフェ飯」っぽい料理って、
「ケッ!そんな軟弱なもの食えるかボケェ!」
と思っていたタイプの僕。
…なんですが、マッチョイズムがはびこる西海岸において
ガリガリでいることが辛くなり、
ちょっと前からジムで筋トレを始めた自分にとって、
プロテイン(タンパク質)は重要な筋肉のエサ!
という理由からのチョイス。
ハーブがかかったササミは醤油ベースのアジアンなタレにつけていただきます。
ふむ、悪くない。モグモグ…。ちなみに鶏肉に関してアメリカ人は、
少なくとも西海岸の白人たちはダークミート(もも肉など)より
ホワイトミート(胸肉)の方をヘルシーということで好むみます。
アメリカのレストランでは鶏肉料理の全てが
ササミオンリーというのも珍しくありません。
ササミって高タンパク&低カロリーで体にいいんでしょうが、
パサパサしてて個人的には苦手。
元来、「体にいいものはまずい」
(玄米とか雑穀米とか減塩食とか野菜だけの生活とか…)
という偏見を持って生きてきましたが、
何かしらのきっかけでそういう偏見が取り払えると、
これまでとは全然違う体に優しい食生活が送れるのだろうな〜と
ヘルスコンシャスな文化が根付くLAに来てからよく思います。
僕も今、その変化の途中ですし、
そういう変化のきっかけをこのサイトで
皆さんにも見せられたらいいなぁと思っています(キリッ)。
アメリカ人、サーモン好き過ぎ
ポレンタ何気にうますぎ
ちなみに、一緒に行った友人が頼んだのは「EGGS BENJAMIN」($14.95)。
ホウレンソウのソテーの上にスモークサーモン、
半熟卵が載った一品でサイドにベイクドポテト
(ブレックファスト・ポテトとも言う)
とフランスパンが付きます。
アメリカ人はサーモンしか魚知らないんじゃないか?
ってくらいサーモンが好きですね。
そして、息子が食べたのは「Breakfast Polenta」($6.95)。
「ポレンタ」っていうのは、粗挽きのコーンの粉を
おかゆみたいに煮たもので、
北イタリアでよく食べられているみたいです。
オートミールみたいな食感ですが、
ミルクと砂糖で甘く煮られた中にコーンの香りがプ~ンとして
くせになる味!美味!
日本でも通販や海外の食品を扱うスーパーなどで手に入るので、
ぜひご自宅で試してみては。
それより気になったのは、同じく友人が頼んだ「Bloody Mary」。
アメリカの休日ブランチでド定番、
ウォッカにトマトジュースベースのカクテルですが、
ここのはちょっと変わっていて、
カニのツメ、その下にカイワレがワッサ〜な、
なかなかのエキセントリック仕様。でも味は抜群でした。
LAのブラッディーメアリーはすぐ近くのメキシコの影響も受け、
けっこうな辛さのものが多いですね。
ちなみに写真ではカニのツメが上を向いていますが、
出された時はハサミがグラスを挟む形で下を向いていました。
僕がカニのツメを食べたすぎてソッコーで食べてしまい、
後から「あ!写真撮り忘れた!」となって戻したのですが、
身の部分を食べてしまったのでツメを上に向けるしかありませんでした。
スターリンさん、盛り付けのセンスが疑われるような
写真になってしまってゴメンナサイ…。
最後に、この日、車で走りながら聴いていてゴキゲンだったのは、
BECKの「Everybody's Gotta Learn Sometimes」という曲(The Korgisというバンドの曲がオリジナルで、BECKのはカバー曲)。
ジムキャリーとケイト・ウィンスレット主演の
『エターナル・サンシャイン』(原題:Eternal Sunshine of the spotless mind)で
挿入歌としてもかかっていた曲ですね。
夕焼けから夜にかけて、ちょっとおセンチな気分に浸りたいときにピッタリです。
ちなみに、BECK先生はLAのオシャレエリア、Silver Lake付近にお住まいだそう。