ロードトリップ中、初のスピード違反でチケットを切られました ...。
アメリカに移住して12年。
結構運転している割に無事故無違反(駐禁は数回あり)でした。
あぁ、ついに「わたしは捕まらない」神話が崩壊。
事故とかロードトリップ中の車の不具合でなく本当に良かった(捕まるとか捕まらないとかいう話ではなく)。
大事故を起こす前の警笛だったと思って、初心に戻って安全運転を心がけます!
そんな訳で体験談を綴っておきます。
教訓は「さっさと罰金を払って、Traffic Schoolも修了すべし」です。
どうにか逃れられるんじゃないかとか(特に居住区とは別の州で起こした場合)、裁判で申し立てるとか、Traffic Schoolが面倒くさいとか色々聞くけど、スピード違反はさっさと済ますのが得策です。
スピード違反から手続完了までの経緯
9/3/2023:スピード違反でチケットを切られる
「2週間ほどで自宅に手紙が届く」と言われる
(停止させられたときの詳しい状況は下部にて)
10/2/2023
管轄の裁判所から手紙(9/21/2023発行、9/28/2023消印)が届く
10/9/2023
裁判所のWebサイトからクレジットカードで支払い
→ 領収書のEメール内に「60日以内にTraffic School修了証明書(the Certificate of Completion)を提出する必要がある」のメッセージあり
★つまり12/8/2023が期限
10/9/2023
オンラインのTraffic Schoolに登録
10/14/2023
オンラインのTraffic Schoolを修了
10/16/2023
管轄の裁判所から手紙(10/9/2023消印)が届く
「12/8/2023までにTraffic SchoolのTVSプログラムに通い、修了証明書を提出するように」とのこと
11/15/2023
本ケースの完了を確認
裁判所、DMV、Traffic Schoolのどこからもその後の通知がないので不安になり、裁判所とTraffic SchoolにEメールで問い合わせしたところ、Traffic Schoolからすぐに返事があり、
「10/16/2023 02:00:55に裁判所に通知済み。
裁判所のWebサイトでは、あなたのケースはDismissed(違反の取り消し)されたと表示される。
あなたは裁判所に直接問い合わせることもできる。」
とのこと。
裁判所のWebサイトでケース番号で検索すると確かにステータスはClosedに。
スピード違反時の状況
ロードトリップ中、カリフォルニア州北部の高速道路にて、速度制限65マイルのところ、追い越し車線で80マイル。
待機していたハイウェイパトロールに追跡され路肩に停車。
そのまましばし車内で待機。
Officerが助手席側に近づいてきたので窓を開ける。
「スピード違反だよ。何マイル出てたか知ってる? 80マイル出てたよ」と言われる。
運転免許証・車の保険証・車の登録書を渡して、車内で待機。
違反の状況、運転者や車両の情報などが手書きされた書類を渡され署名。
コピー(↑前出の黄色いチケット)を渡される。
「65マイル制限のところで75マイルで走行」ということで、5マイルおまけしてくれました。
10マイルまでは"Speeding"、それ以上は"Reckless Driving(無鉄砲な運転)"と言って重さが変わるらしいです😅
「2週間くらいで自宅に手紙が届くから、対応するように。異議申し立てや手紙が届かない場合はここ(書類下部に記載あり)に連絡するように。」と言われて終了。
以前友人が同じような状況で「違反したのはこっちだし、出向かねば!」と車を降りて近づいていったら、拳銃を向けられ「止まれ!」と言われたそう😱
指示があるまで車内で、不審な動きを見せず、おとなしく待つことが大事です
スピード違反の費用もろもろ
【罰金】
・$217または$269(罰金+Traffic Schoolに通う場合)
・Credit Card Fee(2.75% of court fine/fee amount) $7.40
・Convenience Fee $5.95
【Traffic School】
・Enrollment Fee $7.95
という訳でTraffic Schoolの受講を選択したので「合計:$290.30」かかりました。
オンラインのTraffic Schoolってどんな感じ?
DMVのWebサイト内で見つけた「TrafficSchool.com」を選択
理由
・ユーザー評価が高かった
・Google広告も出稿していて信頼できそうだった
・入学金が$7.95と最安値だった($20くらいの学校もあり)
全7セッション
各セクション10-15ページくらい
各セッションの最後に10問程度のテストがあり、合格したら次のセッションへ(何度でも挑戦可能)
最後に20問程度のテストがあり、70%で合格→修了(2回まで挑戦可能)
いつでも「保存」ができる
Google翻訳を使って日本語で受講
何ページも英語で交通用語を読んでいくのはかなり時間がかかり、ストレス。
日本語で読み、日本語でテストを受けるのが早い!ということで翻訳ツールを活用しましょう。
わたしはブラウザをGoogle Chromeにし、ExtensionでGoogle Translateを追加。
TrafficSchool.comの各ページを都度日本語表示にして進みました。
修了通知はTraffic Schoolから直接DMVと管轄の裁判所に送られる。
「修了証明書を即日でDMVと裁判所に送る」「紙の修了証明書を自宅に郵送」など幾つかのオプションサービスがあり、それぞれ別途費用がかかる。
罰金を払わなかったり、Traffic Schoolを受けなかったらどうなるの?
- 手紙が届かない、無くしたなどで罰金を支払わないと滞納金が加算されていく。
- 不服がある場合は裁判所に出頭または手紙で訴えることが可能。
- Traffic Schoolを受けないと車両保険に影響があり、保険料が10-15%上がると言われている。
- Traffic Schoolは過去18ヶ月以内に通った履歴があると、そもそも通えない。
- 超過スピードによっては現点数が異なり(今回のケースは減点1点)、そもそもTraffic Schoolに通う選択肢が与えられない場合も。
ということで「Traffic Schoolに通う」という選択肢を与えられること自体ラッキーらしいです。
まとめ
今まで無事故無違反を誇ってきましたが、人生初の違反...。
ロードトリップ中でスピード感覚が鈍っていたこと、長距離運転で「もうすぐ目的地!」という地点で気が急いたこと、が原因でした。
- フリーウェイやハイウェイなど、スピードが出すぎてしまいがちな場面ではクルーズコントロールを使うべし。
- スピード違反した場合(不服もない場合)は、罰金をさっさと払い、Traffic Schoolもさっさと修了させるべし。
安全運転で楽しい西海岸ライフを続けましょう!
では〜。