モバイルSuicaが便利過ぎる(涙)
モバイルSuicaのお陰で日本帰国時の決済がぐぐっと便利になりました。
- スマホを自動改札のリーダー部分に近づければ課金される。
- 「交通系ICカード」が使えるコンビニ、薬局、スーパー、自販機などでの支払いに使える。
- Apple Wallet(Apple Pay)と連携すればアメリカのクレジットカード/デビッドカードで入金できる=米ドルで支払える。
問題はスマホの電源がOFFだと使えないくらい。
という訳で今回は「アメリカで購入したiPhoneにSuicaを入れて、アメリカのクレジットカードで入金する方法」をご紹介します。
リクエストにお応えし英語の記事「How to use Japanese "Suica (public transit fare payment system)" on US smartphones?」もアップしました。
日本の外国人観光客にもぜひ教えてあげましょう。
[A] 日本のApple ID不要!Apple WalletからSuicaを登録し、米ドルで入金
この方法は、アプリのインストールはせず、Apple WalletにSuicaを追加するだけなので最も簡単です。
新幹線の改札口をスマホタッチで通過したい、在来線のグリーン車をスマホから買いたい、などの場合は方式B(モバイルSuicaアプリをインストール)が必要です。
- Apple Walletに決済方法を登録
アメリカのクレジットカードやデビッドカードをApple Walletに登録しておきます - Apple WalletにSuicaを追加
Apple Wallet画面の右上「+マーク」をタップ
Transit Cardをタップ
Suicaをタップ - Apple Payで入金(チャージ)
規約に同意し、1で登録した決済方法を選択し入金する=米ドルで決済
(円安の影響で2023年10月現在「5000 YEN入金→33 USD課金」くらい)
[B] モバイルSuicaアプリなら更に日本国内移動が便利に
前述の[A]方式とは別に、モバイルSuicaアプリをインストールして利用する方法があります。
※後述の「Webサイトで購入した新幹線チケットをモバイルSuicaに紐づける」には、こちらのアプリが必要です([A]方式はSuica ID番号が発行されない為)。
湘南新宿ラインや横須賀線、上野東京ラインなど、普通列車のグリーン車に乗る際、Suicaアプリ内で購入できて便利です。
また、3D認証ができるクレジットカードを登録することで、新幹線の自由席にスマホのタップだけで乗れる(「タッチでGo!新幹線」)ようになります。
※オートチャージ機能などはJRが発行するクレジットカード「VIEWカード」の登録が必要
- アメリカのApp Storeで「suica」をダウンロード
日本のApp Storeに切り替える必要はありません。 - アカウントを登録
メールアドレスやパスワードを設定します - クレジットカードを登録
3D認証が可能なクレジットカードを登録します
※アメリカのクレジットカードは多分登録できない - いろいろ便利設定
画面下部のメニューから「チケット購入 Suica管理」をタップ
新幹線に乗るには?
モバイルSuicaで新幹線に乗れないのが不便...とこの記事に書いていたら、読者さんから「乗れますよ〜」との朗報が!
Mさんありがとうございます!!!
- えきねっとなどのWebサイトで新幹線チケット・eチケット(切符を紙で発券する必要がない方式)を購入
- 「手持ちのSuicaと紐づけてください」というメッセージで自分のSuica番号を入れる(モバイルSuicaアプリのID番号でも紐づけ可能)
- 当日は2で紐づけたSuicaで新幹線の改札を通り、予約した席に着席
とのことで、「新幹線eチケットサービス」というらしいです。
さらにJR東海エリアでは、モバイルSuicaを改札にかざすと、新幹線の号数・座席が印字された紙が"瞬時"に出てくるそうです。
これはぜひとも体験したい!ですね。
「えきねっと」は英語対応しており、海外のクレジットカードでも決済可能です。
西日本の新幹線乗車には「スマートEX」アプリで
東京駅から鹿児島中央駅までの、西日本エリアで新幹線(東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線)を利用する際には、「スマートEX」というアプリをダウンロードしましょう。
JRは大きくは東日本と西日本、さらにエリアにより会社が分かれています。
西日本エリアの新幹線は東日本のアプリでは買えず、逆もまた然り...。
「西日本の新幹線はスマートEXで」ということらしいです。
「スマートEX」はアメリカのAppストアからダウンロードできますが、会員登録にはワンタイムパスワードを受信できる携帯電話番号(=日本の番号)が必要ですし、アメリカのクレジットカードは登録できないので注意が必要です。
※2024年5月現在
無事会員登録ができたら、あとは便利っぽいです(未体験なので噂レベル)。
事前予約には割引が適用されたり、アプリ内で座席指定もできるそう。
切符はQRコードをかざすか、事前に紐づけた交通系ICカード(SuicaやモバイルSuica)をタッチ。
いずれもペーパーレス(チケットレス)なので旅行者には嬉しいですね。
アメリカのAppストアでダウンロードできたり、英語表示される割に、会員登録には日本のクレジットカードや携帯番号が必要という、誰向けのサービスなのだか良くわからん感も否めないので、West Coasterの日本語ページでのみご紹介しておきます。
みどりの窓口の大幅な閉鎖が発表されました。
「海外のクレジットカードは券売機で使えないのに〜〜〜」と嘆いていたら、最近は徐々に使えるようになっているようです。
ほっ。
「えきねっと」で北陸新幹線のチケットを予約し、モバイルSuica番号を紐づけ、スマホタッチで改札を通過することもできました!着々とインバウンド対応が進んでいるようです。
よく質問される「日本帰国時のSIM」と「日本帰国時の旅行保険」についても記事にしました↓↓↓。
日本帰国がこんなに便利になったよ!
というお便りお待ちしてます。
では〜