こんにちは、MAYです。
West Coasterを始めてもうじき2年。あれもこれも記事にしたいし、WebサイトもFacebookもインスタグラムも更新したいし、と欲張っていると、インスタグラムが一番手薄になりがち。ステキな写真じゃないとアップしづらいし、そもそもWest Coasterにとってのインスタグラムの目的って何だ? みんなはどんな写真を見たがっているんだ? と思うとちょっと腰が重く。。。
そんなときに「インスタグラム活用術」なるセミナーがあったので行ってみました。一般人が有名インスタグラマーになって収入を得られる時代。ビジネス目的の人もそうでない人も、きっと参考になるところがあるんじゃないかなー。
始める前にコンセプトを決めるべし!
ま、何事もそうなんですけど、インスタグラムも一緒。まずはそのアカウントのコンセプトを決めることが大事。
- ターゲットは?(性別年代、国、言語など)
- テーマは? (料理、旅行、色、風景、ファッションなど)
- 見てくれる人にどう思われたいか? (真似してもらいたい、買ってもらいたいなど)
これらを決めることで、統一した世界観のアカウントが出来上がり、ブレない運用が出来るようになる。
例えば、West Coaster自身は「ロサンゼルスを中心とした西海岸の生活を日本の人たちに紹介する」というのがコンセプトなんだけど、インスタグラムでも同じコンセプトにするかどうかは別。写真だけの世界でこのコンセプトって伝わるんだっけ? 統一した世界観を表現できるんだっけ? うーん。インスタグラムではもっと絞ったテーマを作ったほうが良さそうだ、と反省。そして、ストリートスナップをテーマにした@westcoastersnapはやっぱアリだな! とも思いました。
アカウントの実力はフォロワーの数ではない!
フォローされたら、フォローし返す。Twitterもそうだけど、インスタグラムでもそういう暗黙のお作法がありますよね。フォロワー数を増やしたくて、とにかくフォローしまくってるアカウントをよく見かけます。でも、そうやってフォロワー数を増やすと、一見そのアカウントは人気があるようにみえるけど、実際には全然盛り上がってないわけです。
『フォロワー数 —(マイナス) フォロー数』が実力
なんてことも言われますが、講師の内田さんが使っている指標は
投稿のエンゲージメント(ライク数 ÷ フォロワー数)が3〜7%あるか?
とのこと。何か投稿したときにがエンゲージメントが3%未満だとNG。3〜7%を目指すと良いそうです。なるほどなるほど。
目指すインフルエンサーのタイプは何型?
Webマーケティングの世界で多数のファン(フォロワー)を持ち、影響力を持つ人のことを「インフルエンサー」と呼びます。インスタグラムの世界では、下記の4つのタイプに分けられるそう。
テーマ特化型: プレートごはん、海、ハワイ、ウォールアート、旅、ファッションなど
作品紹介型: 作家・アーティストが自分の作品を紹介➜販促につなげるのが目的
タレント・モデル型: そもそも有名人じゃないとね
写真家: ポートフォリオになるわけですね
多くの人は「テーマ特化型」か「作品紹介型」になるわけだけど、自分はどっちで行くのか? 何のテーマ・作品に絞って世界観を出していくのか? をコンセプト設定のときに決めるわけですね。
ちなみに私の前職の会社は、旅をテーマにした投稿で人気のあるガールズインスタグラマーにいち早く目をつけ、「プロトラベラー®」として契約し一緒にお仕事をしているよう。テーマ特化型で突出するとインスタグラムがビジネスになるという良い例。
https://www.328w.co.jp/service/pro-traveler/1007
フォロワーを増やすコツはこれだ!
「上質なフォロワーを増やすのが大事」と前述しましたが、始めたばかりのときにはそうも言っていられない(笑)。フォロワーや投稿が少ないと「盛り上がってない感」が出ちゃって、せっかく見に来てくれたユーザーがフォローしてくれない可能性も。最初は「とにかくフォロワー数を増やすのだ!」と割り切って進めるのも大事。フォロワー数を増やすをコツを教えてもらったので、そのうち2つをご紹介。
1. ハッシュタグを30個つけるべし!
「#」で始まる通称「ハッシュタグ」は、各投稿につき最大30個までつけられます。このハッシュタグから検索する人が多いので、できるだけたくさんのタグに掲載されるよう、可能な限り多くつけるべし!とのこと。日本人ターゲットのアカウントでも英語のハッシュタグをつけてもOK(日本人も英語で検索することも多いから)。因みに、世界で最も人気(投稿数が多い)のハッシュタグは「#LOVE」だそう。
2. ハッシュタグで人気投稿に選ばれるべし!
ハッシュタグのページに行くと、まず最初に「人気投稿」というエリアに9投稿が表示され、その下に「最新の投稿」がつらつらと。最新投稿は、人気のハッシュタグになればなるほど、刻々と増え、自分の投稿はどんどん下へ。。。だから、この「人気投稿」に選ばれ、「ページの上部の目立つところにしばらく掲載される」ことがとっても重要。ここに入ると、自分のアカウントに遊びにきてくれるユーザーがぐんと増えるわけですね。
人気のハッシュタグは盛り上がっていて、たくさんのユーザーが集まっている。つまり、そこで「人気投稿」に選ばれるのはその分ハードルも高くなる。ハッシュタグをつけるときにはそれも踏まえて、人気ワード・広義ワードもニッチワード・テイルワードも散りばめながら30個フル活用していき、自分のアカウントと相性がいいタグが見えてきたら、そちらに寄せていくのがいいかも。
Facebookとインスタグラムの今
2012年にFacebookがインスタグラムを買収したので、どちらもザッカーバーグ一派。そして現在、インスタグラムの方が勢いがあるのは日本のみなさんも感じているのでところではないでしょうか。登録ユーザー数はFacebookの方が多いものの、アクティブ率(定期的にそのSNSを使っているユーザーの割合)は、Facebookが50%台、インスタグラムは80%台とのこと。つまり「アクティブフォロワー数はインスタグラムの方が多い!」っていうアカウントも珍しくない。Facebookでフォロワー(ファン)を獲得しているアカウントは、今のうちにインスタグラムでもフォローしてもらっておいた方がいいかも。
West Coasterはストリートスナップに注力します!(宣言。笑)
いかがでしたか?
講師の内田さんはハワイでWebマーケティングのコンサルタントをされている方(日本では楽天でトップECコンサルタントだったそう)。アメリカでたくさんのクライアントのWebマーケティングを担当し、たくさんのトライ&エラーをされているだけあって、具体的で実践的なお話が多くてとても参考になりました。
West Coasterでは、「西海岸の何となくステキな写真をアップすることはできるけど、それでいいんだっけ?」とモヤモヤしていたところに、「コンセプトが大事!」「テーマは絞って、アカウントで統一した世界観を!」という一言は大変響きました。というわけで、West Coasterのインスタグラムはストリートスナップに注力します!お楽しみに〜。
インスタグラム活用術セミナー
日時:2017年11月6日
場所:ロサンゼルス
講師:内田直さん
2014年Eコマースに特化したインターネットコンサルティング会社HUNDRED DREAMS, inc.をハワイ州に設立。定期的にEコマースセミナーやワークショップを開催中。
http://hundreddreams.com/